第三千六百二十三話 ヒバゴンの大きさ
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第三千六百二十三話 ヒバゴンの大きさ
台湾はここで日本にヒバゴンについてあることを尋ねました。
「大きさはどれ位ですか?」
「一五〇か一六五程だそうです」
「それ位ですと」
台湾はその大きさを聞いて言いました。
「昔の日本の国民の人達位ですね」
「そうですね」
「そしてです」
台湾はさらに言いました。
「とびきり大きなニホンザルとしても」
「通じますね」
「そうですね」
「実際にそうした説があります」
日本は答えました。
「ヒバゴンの正体は」
「大型のニホンザルですか」
「そして岩見重太郎さんが倒した妖怪も」
「四国に多く伝わる妖怪もですね」
「実はそうだったかも知れません」
大きなニホンザルだったかも知れないというのです。
「そしてヒバゴンも」
「そうですね」
台湾も確かにと頷きました、ヒバゴンは未確認動物ではなく大きなニホンザルではないかという説に対して。
第三千六百二十三話 完
2024・9・6
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