第三十話 ギアの者達の笑顔その十四
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「骨にはカルシウムが沢山ある」
「だから身体にもいいのよね」
「そうだよ、僕もね」
タスク自身もというのだ。
「カルシウム摂ってるし」
「お前結構牛乳飲んでるよな」
レオはタスクがカルシウムをよく摂っていると聞いてこのことを話した。
「そうだよな」
「お魚を食べるよりもね」
「お前は牛乳だよな」
「僕は元々象だから」
それでというのだ。
「やっぱりお野菜や果物が好きだから」
「それでか」
「カルシウムはね」
それを摂るならというのだ。
「本当にね」
「牛乳が一番好きか」
「そうなんだ」
こうレオに話した。
「どちらかというと」
「そうなるんだな」
「うん、ただお肉やお魚を食べられるから」
だからだというのだ。
「そちらからもね」
「栄養摂れるか」
「そうなんだ」
実際にというのだ。
「僕は」
「成程な」
「牛乳か。牛丼の時は飲まないな」
門藤はタスク達の話を聞いてこう述べた。
「食っている時は」
「食った後とかで飲むよな」
「そうだな、俺達は」
「日本だとそうした人多いよ」
風切は門藤に話した。
「これが」
「そうだな」
「牛丼と牛乳は同じ牛でも」
「また違うな」
「そうなんだよな」
「俺もそう思う、同じ牛でもだ」
門藤は風切にさらに話した。
「違う」
「それで宗教によっては一緒に食べなかったりするんだよ」
風切はこの話もした。
「これが」
「あるな、確かに」
門藤もその宗教のことを知っていた、それで風切に対して確かな顔になって牛丼を食べつつ話した。
「俺はそうした宗教じゃないがな」
「だから牛丼を食べて」
「一緒に牛乳を飲まないか」
「ハンバーガーも」
この食べものでもというのだ。
「一緒だよ」
「牛乳と一緒に食べないか」
「チーズバーガーもなんだ」
このハンバーガーもというのだ。
「食べないんだ」
「徹底しているな」
「そうした宗教の人はね」
「成程な」
「牛丼でもチーズ乗せる種類あるけれど」
風切は今は普通の牛丼を食べている、そこに紅生姜を乗せて生卵を入れてかき混ぜたものを食べているのだ。
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