第三十話 ギアの者達の笑顔その一
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第三十話 ギアの者達の笑顔
「そうですか、カレーを召し上がられたのですか」
「そして美味しかったのですね」
「それは何よりですね」
ドクターマンの店で本人からその話を聞いてだった、メイスンとファラ、モンスターは笑顔になって応えた。
「カレーが美味かったら」
「それは何よりです」
「まことに」
「そう言ってくれるか、しかしな」
ドクターマンは三人に応えて言った。
「お前達が喜んでくれるとはな」
「思われなかったですか」
「考えていなかった」
メイスンに対して答えた。
「実はな」
「そうでしたか」
「うむ、何もな」
「いや、ドクターマン様が幸せになられるなら」
メイスンはそれならと答えた。
「我々はそれだけで嬉しいです」
「そうなのだな」
「家族ですから」
ファラはそれでと答えた。
「それもです」
「当然か」
「はい、ドクターマン様もですね」
ファラはドクターアンに問うた。
「我々が幸せなら嬉しいですね」
「家族だ」
ドクターマンははっきりとした声で答えた。
「そうであるからな」
「左様ですね」
「お前達が笑顔ならな」
そうであるならというのだ。
「私は嬉しい」
「そうですね」
「ドクターマン様が俺達を造ってくれたんですよ」
モンスターはそれならと答えた。
「親ですから」
「だからか」
「はい、もうです」
まさにというのだ。
「ドクターマン様が楽しい思いをされたなら」
「それでいいか」
「そうです、あとです」
「何だ」
「笑顔ですが」
モンスターは今彼が作られないそちらの話もした。
「ゼカイジャーわらが言った通りです」
「自然とか」
「笑える様になりますよ」
「そうなのだな」
「そう思います」
「オヤビンの言う通りですよ」
ジュウオウも言ってきた、五人もファラキャットもいてそのうえで店員達と共に店にいてドクターマンの傍に立っている。
「笑顔なんて自然とです」
「出るか」
「本当に漫画でも読んだら」
そうすればというのだ。
「笑えますよ」
「そうなるか」
「普通に暮らしていても楽しいと思えれば」
その時はというのだ。
「笑えますから」
「意識しなくていいか」
「そうですよ」
「ジュウオウが言う位ですから」
メッサージュウもドクターマンに話した。
「本当にです」
「笑うことはか」
「普通にです」
それこそというのだ。
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