第47話
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「え。あ、貴女はもしかして…………”アルカンシェル”の”舞姫”の一人――――――リーシャ・マオさん…………!?どうして貴女がエースキラーの人達と一緒に…………」
「そいつが連中と一緒にいて当然だろう。――――――何せ”銀”もエースキラーの一員でもあるのだからな。」
「”銀”というのは確か煌都での”出張”の時に何度か耳にした…………」
「ハン、まさかあのチョウがアルマータとの戦いに備えて”切り札”にしようとしていた噂の伝説の暗殺者が名高きアルカンシェルの舞姫とはな。」
「ううっ、”裏稼業”からは手を引いたとはいえ、初対面の人達に私の正体がバレることは複雑ですね…………」
一方リーシャを目にして驚いているアニエスに説明したヴァンの話を聞いたフェリは真剣な表情を浮かべ、アーロンは鼻を鳴らして興味ありげな表情を浮かべてリーシャを見つめ、リーシャは疲れた表情で呟いた。
「そちらも既に”私達が何者か察してるでしょう”けど、初対面の人達もいるし軽く自己紹介だけはしておくわ。クロスベル中央警察”一課”所属ルファディエル警視よ。今は”エースキラー”の一員として活動しているわ。」
「同じく”エースキラー”の一員にしてクロスベル中央警察”一課”所属のロイド・バニングスだ。…………お久しぶりです、ヴァンさん。」
「…………私は”北の猟兵”所属ラヴィアン・ウィンスレット。」
「同じくイセリア・フロストよ。煌都ではあたし達の仲間が世話になったわね、解決事務所の一行さん♪」
そしてルファディエルが自己紹介をするとロイド、ラヴィ、イセリアも続くように自己紹介をした。
「え…………ヴァンさんは”中央警察”の方ともお知り合いなんですか…………!?」
「ああ、3年前に少しだけ縁があってな。お前らの誰とも連絡が取れない時点で予想はしていたが…………まさか、完全に先回りをした上でギャスパーを捕まえるために予め待ち構えていたことには驚いたぜ。」
アニエスの疑問に答えたヴァンは苦笑しながらロイド達に指摘し
「そういえば…………皆さんはギャスパー社長よりも先回りをして証拠を隠滅する為に現れたギャスパー社長を取り押さえたようですけど…………一体どうやって先回りできたんですか?私達はギャスパー社長を追跡して、ギャスパー社長でしか入れなかった”B5F”にようやく潜入できたのに…………」
「う”っ…………それについてはできれば突っ込んで欲しくなかったんだが…………」
「まあ、普通なら”違法”のやり方で侵入したから現役の刑事にとっては複雑でしょうねぇ。」
「い、”違法のやり方で侵入した”、ですか…………?」
アネラスの疑問にロイドは唸り声をあげ、苦笑しながら呟いたイセ
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