第八十三話 回廊ひのきしんその二
[8]前話 [2]次話
「嫌いな相手の嫌がることをです」
「調べてまでよね」
「進んでやるのが僕ですから」
「その癖性分はなおして」
そしてと言いました。
「いい部分を伸ばしていく為にもよ」
「今からですね」
「三人でひのきしんさせてもらうから」
「回廊で、ですね」
「そうよ、新一君回廊ひのきしんは毎日させてもらってるのよね」
「はい、いい運動にもなりますし」
このこともあってというのです。
「やらせてもらってます」
「それならよ」
「今日はですね」
「三人でね。しかし」
ここで私はふと思って新一君に言いました。
「新一君回廊ひのきしん高校入ってからよね」
「やらせてもらう様になったのは」
「それで授業が終わったら」
「やらせてもらってます」
「そうよね」
「いつもそうさせてもらってます」
「それも凄いわね」
つくづくです。
「いさんでるわね」
「いい汗かくと勉強も何か」
「はかどるの」
「僕の場合は」
「そうしたタイプなのね、新一君って」
「身体を動かすとすっきりしまして」
そうなってというのです。
「それで勉強もです」
「はかどるのね」
「そうなんですよ、ですから部活には入っていませんが」
それでそちらのスポーツをしていないけれどというのです。
「汗はかく様にしています」
「回廊ひのきしんさせてもらっておぢばを歩き回って」
「そうしています、一日一万歩は軽くです」
「歩いてるのね」
「一回万歩計使ったら」
そうしたらというのです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ