第七話 重要な手掛かりその十一
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「歴史的なものがかなりあるのは知ってるけれどな」
「湯豆腐が有名だったわよね」
冴が言うのはそれだった。
「けれど高いって聞いてるけれど」
「そういうのは別に食べなくていいんじゃないのか?」
走はかなり単純に考えていた。
「京都にも恐竜屋があるしな」
「サージェス財団もある」
真墨も言う。
「関西支部がな」
「それを考えたら特に困ることはないのね」
ランはそれを聞いてまずは安心した。
「スクラッチ社の京都支社もあるし」
「フォローは万全だ」
ドギーもそれは保障した。
「このまま戦えばいい」
「有り難い話だな」
映士はそれを聞いて述べた。
「正直なところ便りにさせてもらっているしな」
「それにしてもです」
ここでアスカが言う。
「この新幹線という電車は凄いですね」
「そういえばアスカはダイナアースの人間だったよな」
源太がそれを言った。
「ダイナアースには寿司ってあるのか?」
「あっ、ないです」
言いながら丁度寿司弁当を食べているアスカだった。
「見よう見真似でカレーは作っていますけれど」
「ダイナアースで?」
「はい」
こう答えるのだった。
「作ってそれで家族に食べてもらっています」
「アスカさんって家族いるんですね」
このははそれを聞いてかなり驚いていた。
「全然そうは見えませんけれど」
「これでも三人子供がいますから」
こう答えるアスカだった。
「実は」
「えっ、全然そうは見えない」
「それもお父さんなんて」
かなりのメンバーがこのことに驚いていた。
「麗も奥さんだし」
「意外とそういうメンバーもいるんだ」
「そういえば」
ここでレツが言ってきた。
「明石とさくら姉さんはどうなんだ?」
「んっ?何がなんだ?」
それを言われてもわからないといった顔の暁だった。
「何かあるのか?」
「いや、それは」
「俺でもわかったぞ、はっきり言って」
これには月麿と軍平が呆れた。
「それで何故気付かないんだ?」
「さくら姉さんも大変だな」
「一体何が大変なんだ?」
そう言われても首を傾げるばかりの暁だった。
「さくら、わかるか?」
「いえ、何も」
隣にいるさくらはかなり残念な顔をしているがそれでも何とかこう返したのだった。
「暁さん、いえチーフ」
「ああ、さくら」
「これどうぞ」
さりげなく手作りのお菓子を手渡すのだった。
「食べて下さい」
「ああ、悪いな」
「はい」
「気付きますよね、誰でも」
「そうよね、これはね」
凌駕の言葉に七海が返す。
「ここまではっきりとしていますと」
「私もそう思うけれど」
「芳香姉ちゃんはどう思うんだ?」
「あとは明石さん次第なんだけれど」
こう魁に答え
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