第三千六百八話 十六連敗
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第三千六百八話 十六連敗
「・・・・・・・・・」
「あの、皆さんお言葉は」
埼玉は唖然となっている連合国の面々に尋ねました。
「何かあります?」
「これは不思議の負けかい?」
「流石にないあるぞ」
「初回三点取って追い付かれれてかよ」
「最後暴投負けかよ」
「いや、僕もです」
埼玉もというのです。
「これはです」
「見たら一塁側にマモノとケンタッキーのおっさんがいるぞ」
「楽しそうに踊っているある」
「やっぱり憑いてたんだな」
「甲子園から出張してきてるな」
「まさかです」
埼玉は項垂れて言いました。
「今年こうなるとは思いませんでした」
「最下位なんてな」
「しかも五位とのゲーム差がかなりある」
「ロッテ相手はこうだからな」
「十六連敗ってないぞ」
連合国の面々はZOZOスタジアムの三塁側で難しいお顔になっています、一塁側で踊っている彼等も観ながら。
第三千六百八話 完
2024・8・29
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