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神々の塔
第七十九話 最強の魔神達その七

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「ほんまここまで来られたし十星連合かてやで」
「動いてるのね」
「発展してね」
 そうであってというのだ。
「よおなってるで。強くもなってるし」
「努力あってこそなのね」
「全部。何も努力せんでここまで来られるか」
「無理なのね」
「何も努力せん人は進歩がなくて」
「ここまで来られへんのね」
「そやで、ほんま努力せん人は」 
 まさにというのだ。
「政でもただ文句を言うだけの」
「カミツキガメの出来損ないみたいな?」
「ほんまそんなので」
「何にもならへんのね」
「一番じゃ駄目なんですかとか」
 そうしたというのだ。
「変なこと言うし」
「政は一番目指さんとな」
 芥川が言ってきた。
「ほんまな」
「あかんね」
「真剣に目指してな」
 そうしてこそというのだ。
「二番になったりする」
「最初から二番とかあかんね」
「それで文句ばかり出な」
「他の人をあげつらって」
「カミツキガメの出来底ないみたいにな」
 そうした感じでというのだ。
「文句ばかり言うてもな」
「それは努力やなくて」
「クレーマーと変わらへんわ」
「文句って言おうと思えば何とでも言えるし」
「努力せんでな」
「他の人ばかりあげつらって」
 そうであってというのだ。
「自分は顧みることなくて」
「自分に甘く他人に厳しいでな」
「ほんま努力はせんで」 
「進歩せえへんな」
「むしろ悪口ばかり言うから」
 他者に対してというのだ。
「悪くなる一方やね」
「悪口ばかり言うてもな」
 芥川は眉を顰めさせて言った、実際にそうした輩のことを思い出してそのうえで綾乃に対して語った。
「不平不満とか」
「愚痴って言うけど」
「まさにそれや」
 こう言うのだった。
「ほんまな」
「愚痴ばかり言うても」
「何にもならんし」
「自分がさもしくなるだけやね」
「心がな」
「そやね」
「不平不満ばかりやと」
「そればかり言うてると」
 そうした人生ならというのだ。
「しょうもないわ」
「何にもならへんね」
「そや、そしてな」 
 芥川はさらに話した。
「僕そうした人生送ってる人も見たが」
「ええ人やなかったね」
「不平不満ばかり言うて」
 そうであってというのだ。
「愚痴とな、それでええこと言わんで」
「努力もせんかったんやね」
「永遠の不平家とかな」
 その様にというのだ。
「言われてな、何しろええこと言わんから」
「それでなん」
「人も去っていったわ」
 その周りからというのだ。
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