第七話 重要な手掛かりその七
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「何ですって!?」
「まずは聖杯を手に入れる」
そうするというのである。
「それから私達の世界を作るから」
「私達の世界を?」
「そうよ。どうも七本槍やガイアークの連中と気が合ってね」
「それは意外ね」
「悪党同士というわけじゃないわね」
それは違うと。サキュバス自身もわかっていることだった。
「元々相性がよかったみたいね」
「相性が」
「それでなのよね。あの連中と一緒だと楽しくやれるわ」
こう話すのである。
「ずっとね」
「それなら今は惑星破壊や虐殺はしないのね」
「もうそんなことに興味はないわ」
言いながら攻撃を繰り出す。デカイエローはそれを受け続ける。
「もうね」
「変わったというのかしら」
「世の中は面白くおかしくよ」
確かにであった。かつてのサキュバスとは違っていた。それは明らかだった。
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