第46話
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のは主催企業としての利益とも矛盾しますし。」
「ふむ…………」
ディンゴとリゼットの意見を聞いたヴァンが考え込んだその時ヴァンのザイファに通信が来たのでヴァンはザイファを取り出して通信を開始すると、映像にアーロンとフェリが映った。
「ヴァンさん、アニエスさん…………!」
「まだ宿だったか…………銀髪の遊撃士もいるみたいだな。」
「フェリちゃん、アーロンさん?」
「どうした…………血相変えて。妹の方は送ったようだがお前ら、今どこにいるんだ?」
「ベガスフィルムです…………!その、家に送った直後にそちらの方から連絡があって…………!」
「なんでもスタジオから踊り子姉が消えちまったらしい。俺らが砂漠に行ってる間にな。」
「え――――――」
「なんだと…………!?」
フェリとアーロンからもたらされた凶報に血相を変えたヴァン達はベガスフィルムに急行した。
〜ベガスフィルム〜
「サァラ姉………」
「シャヒーナさん…………」
姉の身を心配しているシャヒーナをフェリは心配そうな表情で見守っていた。
「…………最後に見たのは、リハーサルの休憩時間でした。お手洗いに行ったサァラさんがそのまま帰ってこなかったんです。」
「いつまでたっても戻らないから心配でね。守衛さんにも聞いてみたんだけど。」
「そ、それらしい人が通れば必ずわかると思いますが………各フロアに確認しても、どこにもいらっしゃらないようでして。通用口を通った形跡もなさそうです。」
「その…………お気を悪くさせるつもりはないのですけど。パレードに気乗りがしないような事を言っていませんでしたか?」
ニナとジュディス、守衛の話を聞いたアネラスは複雑そうな表情である疑問を訪ねた。
「そ、そんなわけないよ!お姉が投げ出すなんて…………!」
「はい、近くで見ていても熱心に参加されていたと思います。」
「ええ…………それもあたしたちが本気で引っ張られちゃうくらいに。女優と踊り手、分野は違うけど圧倒的な才能を感じさせてくれたし。」
「うむ、ワシの目に狂いはない。サァラちゃんはまさしく逸材じゃ!」
シャヒーナの意見に続くようにそれぞれ”女優”としての意見を答えたニナとジュディスの意見にゴッチ監督は力強く頷いて答えた。
「ま、間違いなくプロだ。怖じ気づくのはあり得ねぇだろ。」
「ん、だったらいい。ゴメンね、気を悪くさせて。」
「…………ん…………」
それぞれの意見を聞いたアーロンは納得し、フィーはシャヒーナに謝罪した。
「えっと…………これも念のために聞きたいんですけど…………現在このサルバッドに滞在しているお二人をスカウ
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