暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第八十二話 三人でのひのきしんその二十九

[8]前話 [2]次話
「お仕込みをね」
「していくことですね」
「あと彼犬と猫が好きだよ」
「そうですね」
 このことも言われて思い出しました。
「何でもお家に猫がいて」
「可愛がってるみたいだね」
「犬もいて」
 結構賑やかなお家みたいだとも思いました。
「そちらの子もですね」
「可愛がっているね」
「そうしたところは長所ですね」
「基本的に公平で親切で優しい子だよ」
「博愛主義なんでしょうか」
「基本はね」 
 嫌いな相手以外にはというのが新一君ですが。
「そうだね」
「博愛主義はいいことですね」
「困ってる人や生きものは放っておかないしね」
「そんないいところあるのに」
 それなのにです。
「嫌いだとああなるんですね」
「そこは本当に何とかしていかないとね」
「駄目ですね」
 つくづく思うことでした。
「私がお仕込みして」
「そう、千里ちゃんもね」
「あの子にですね」
「お仕込みをしてね」
 そうしてというのです。
「いいようぼくにしていくんだよ」
「そうします」
「しんは細くてもね」 
 ここでおみちのお話になりました。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ