第二十九話 手は組まないがその十二
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「私はな」
「そうだね」
「ガオーンの言う通りよ」
マジーヌがガオーンに続く形で話した。
「本当にね」
「お笑いに触れるべきか」
「漫画でもアニメでもね」
「そうしてか」
「笑えばいいわ」
「そうしてもいいか」
「そう、笑えたらね」
それが出来ればというのだ。
「それだけで全く違うわよ」
「誰でもだな」
「勿論私達だってね」
マジーヌは自分達もと話した。
「本当にね」
「笑うとか」
「それだけで気分がよくなって」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「健康にもいいな」
「そうなるわ」
「言われるな、笑うことは健康にもいいと」
「そうでしょ」
「確かにな」
「だからね」
それでというのだ。
「本当にね」
「笑うといいな」
「どんどんね」
「今のあんたはね」
「笑っていないからだな」
「その分損していると思うわ」
「そうですね、笑えたらです」
ブルーンも言ってきた。
「それだけで何もかもが違うので」
「私も笑うべきだな」
「どんどん」
「いいものの中に囲まれてか」
「そしてお笑いにも触れて」
そのうえでというのだ。
「笑いましょう」
「それがいいか」
「きっといい笑顔になれますよ」
「いい笑顔、笑うならな」
「はい、どうせ笑うならです」
それならというのだ。
「もうです」
「いい笑いだな」
「面白い、楽しんだ時に出す」
「そうした笑いであるべきだな」
「はい、そして」
そのうえでというのだ。
「心から善意で、です」
「笑うことだな」
「そうした笑いなら」
それならというのだ。
「これ以上いいものはないな」
「そうですから」
だからだというのだ。
「是非共」
「そうした笑いを出すべきか」
「浮かべてもいいです」
「そうなのか」
「一日一回笑う」
五色田は右手の人差し指を立てて言った。
「一日一善とね」
「一日一笑か」
「それを目指せばね」
そうすればというのだ。
「どうかな」
「いいな」
ドクターマンは五色田の言葉に頷いた。
「一日一笑は」
「そうだよね」
「いつも笑えたらな」
「最高だけれど」
「まずはだな」
「一瞬でもいいから」
笑う時はというのだ。
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