第二十九話 手は組まないがその七
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「やっぱりな」
「だからね」
「エネルギー補給してか」
「一日の三分の一位は電源落としてね」
「それでメンテナンスもか」
「受けなさい」
「ヤツデさんの言う通りだよ」
森下が言って来た。
「本当にね」
「俺達もか」
「そう、ちゃんとね」
森下はゴリサキに話した。
「エネルギーはね」
「いつも補給を受けてか」
「そしてね」
そうしてというのだ。
「そのうえでだよ」
「電源切って休んで」
「メンテナンスもね」
「受けることか」
「そうだよ、いいね」
「そうしたことも必要か」
「機械でもだよ」
その身体でもとだ、森下はさらに言った。
「休息は必要なんだよ」
「そういうことだな」
「あと人間の身体でもいつもボディーチェックを受けているね」
「人間ドッグとかね」
ウサダが応えた。
「受けてるわね」
「戦隊の皆もね」
「そうよね」
「年に一度でもね」
それだけでもというのだ。
「受けてるしね」
「私達はメンテナンスね」
「それを受けてね」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「戦うことね」
「そうしてね、いいね」
「わかったわ」
ウサダはそれならとだ、森下に応えた。
「お願いするわ」
「それじゃあね」
「俺もだな」
スタッグは自分から言った。
「そうしていくか」
「うん、しないとか言ったら」
森下はスタッグにも言葉を返した。
「無理にでもね」
「そうさせてるな」
「メンテナンスまでね」
「そうだよね」
「エネたんも含めて」
機械の身体の面々もというのだ。
「身体のことはちゃんとだよ」
「今はドクターマンの傍にいるジュラン達もだな」
「そうだよ」
森下は彼等についても答えた、それまで通り淀みのない答えでありその答えに変わるところは全くなかった。
「彼等もだよ」
「やっぱりそうか」
「そして何時戦いがあってもね」
「万全に戦える様にだな」
「していこう」
「それじゃあな」
スタッグも頷いてだ、機械の身体の面々も身体を大事にした。このことはドクターマンも同じであり。
今自分を護ってくれているゼンカイジャーの面々にだ、確かな顔で言っていた。
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