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ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
少年期悟飯の悩み
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あの世に残ったのはきっとおめえなり考えたことなのかもしれねえ…でも、悟飯ちゃんにはまだ早えだよ)」

翌日、悟飯は神の神殿に向かうとピッコロがいた。

「ピッコロさん!」

「悟飯か、お前はまだ超サイヤ人でいるのか」

「は、はい…お姉ちゃんが死んだ時…僕がもっと強かったらお姉ちゃんは死ななくて済んだのかなって…だから一応修行のために超サイヤ人のままでいるんですけど…」

「悟飯、あれはどうしようもなかった。誰もセルの行動など読めはせん…だが安心したぞ」

「え?」

「あれだけ徹底的にセルの死体を破壊したからまずないとは思うが、万が一セルが復活したり、セル以上の強敵が現れた場合、闘えるのはお前だけだ。もし腑抜けているようなら渇を入れてやろうと思ったがな…」

「あはは…でも、修行しようにもどうすれば良いのか全然分からないです…あの超サイヤ人を超えた姿には全然なれないし…」

超サイヤ人2を極めようにも自分よりもセンスが上の悟空やベジータがなれず、唯一使いこなしていた悟林はあの世の住人だ。

正直悟飯にはどうすれば良いのか分からない。

「そうだな…超サイヤ人を更に徹底的に慣らす位しか俺には思い浮かばん。悟飯、お前は未来の悟飯との修行で限界まで力を高めている。悟空も悟林も精神と時の部屋をもう1年使わなかったのも例え1年籠ったくらいでは劇的な成長は望めんと思ったからだろう。お前はまず肉体より精神面を鍛えるべきだ」

「精神面?」

「ああ、孫もそうだが、悟林も闘いの時は冷静だった。フリーザとの闘いが分かりやすいだろう。あいつはフリーザに生半可な技が通用せんと理解した瞬間、気円斬や魔貫光殺砲と言った殺傷力の高い技を使った。お前はあいつと同じように状況に応じて闘えるか?」

「それは…」

正直悟飯の闘い方は上手いとは言えない。

格上と闘っても何も出来ずにやられることがある。

「悟飯、お前もセルとの闘いで自分に秘められた力を強く感じただろう。お前は感情が酷く昂った時にそれを解放する。だが、怒りによる力は大きな危険性を孕む。後先考えずに攻撃して危機に陥ることもあったはずだ」

特に幼年期時代が多く、ぶちギレた悟飯が怒りのままに攻撃してピンチになることがあった。

「そう、ですね…正直あの時は物凄い怒りがあったはずなのにお姉ちゃんが助けてくれたこともあったんだろうけど、不思議と冷静だった気がします。どうすればいいんでしょう?」

姉やトランクスを殺したセルへの怒りが強すぎて逆に冷静になってしまったのだろうが、もしセルとの闘いのような状態になれと言われたら無理だろう。

「ふむ、これは劇薬になるかもしれんがベジータと修行してみたらどうだ?」

「え?ベジータさんと?」

「そ
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