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八条学園騒動記
第七百六十五話 感謝されずともその十二
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卑しいので」
「浅ましく醜いので」
「そうした人はです」
 まさにというのだ、そしてだった。
 セーラは今度は庭に咲いているある木を観た、その木はというと。


感謝されずとも   完


                  2024・5・24
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