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スーパー戦隊超決戦
第二十八話 侮りその十三

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「随分と」
「そうね」
「はい、そしてその癖をです」
「衝けるわね」
「そうですね」
「私達も勝てますね」
「戦った時は。だから」
 それでというのだ。
「ここはね」
「是非ですね」
「ええ、奴等が出て来たら」
 その時はというのだ。
「すぐにね」
「戦いましょう」
「そうしましょう」
 こう言うのだった。
「これから癖を頭に入れて」
「そして弱点を見極めましょう」
 メタルエーも言った。
「ここは」
「すぐにね」
「強いことはわかった」 
 エリードロンも言った。
「よくな、しかしな」
「それでもですね」
「全員癖が非常に強い」
「あまりにも」
「はっきりしている」
「それでもです」
 メタルエーはエリードロンに応えて話した。
「行動だけでなく性格もです」
「癖が強い」
「極めて」
「だから弱点もな」
 彼等のそれもというのだ。
「それもな」
「はっきりしていますね」
「ああ、強くてもな」
 このことは事実でもというのだ。
「それでもな」
「癖、弱点がはっきりしている」
「そのことは大きい」
「本当にそうですね」
「練習は確かに強え」
 ゼットはそれは事実とした。
「二人なら俺でもどうかだ」
「あんたでもだな」
「ああ、自分でわかる」
 牙鬼にこう返した。
「特にダグデドって奴はな」
「確かに強いな」
「俺で互角か」
 そこまでの強さだというのだ。
「負ける気はしねえがな」
「それでもか」
「ああ、互角だ」
 それだけの強さだというのだ。
「そしてな」
「二人三人ってなるとか」
「俺だけじゃな」
 とてもというのだ。
「勝てねえ」
「そうなんだな」
「しかしな」  
 ここでゼットはこうも言った。
「ここにいる全員ならどうだ」
「全員でかかればか」
「そうしたらな」 
 その場合はというのだ。
「どうか」
「勝てるっていうんだな」
「ああ、ここにいる全員でだ」
「組織の垣根なんて越えてだな」
「そうして戦ってな」
 その様にしてというのだ。
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