第三千五百九十七話 緯度があっても
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第三千五百九十七話 緯度があっても
ロシアは日本にいお話しました。
「僕は十一時間あるけれど経度が跨っている国でもだよ」
「そうであってもですね」
「時差は一つの国もあるからね」
「中国さんがそうですね」
「あとインド君もね」
この国もというのです。
「あと欧州はイギリス君とポルトガル君以外はだよ」
「経度に関わらずですね」
「時差は一つだよ」
統一されているというのです。
「経度はあってもね」
「わりかし人為的に決められていますね」
「それが実態だよ」
「無理あると思うけれどな」
イギリスは真面目に言いました。
「けれどな」
「それでもですね」
「色々事情があってな」
「時差を一つにしている国や地域もありますね」
「そうなんだよ」
こうお話します、実は時差は科学的に定められているのではなく政治的にそうなっているふしもあるのです。
第三千五百九十七話 完
2024・8・24
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