第六話『女装って・・・何が楽しいの?』
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・・・」
「女性として過ごせ とかそう言うのだろ? 拒否する」
何が楽しくて女装して過ごさねばアカンのだ
「パフェ奢るから「オッケー任せろ!」ありがとね!」
ん? 先程と言動が違う? 気のせいだろ
そこにーー
「ねえ君達、星鐵学院の生徒・・・と、一般女性の方で?」
一番最悪のパターンだよ・・・なんで東田が来てるんだよ!? 幸い、制服じゃないけど・・・幸いって言っていいのか?
声変えて、このまま凌ぐしかないか・・・
「え、えぇまぁ・・・」
苦笑いで対応するが詩楼
「僕さぁ写真撮るのが趣味なんだ!」
ポン と詩楼の肩に手を置く東田
「(騒がしいだけじゃなくてキモイ!!)」
「今度、星鐵学院の美少女写真集を出すんだけど、そこに載せるからどう?撮らせてくれない?」
「ウザッたいので帰って頂けますか? 彼女方も迷惑しています。 何ならセクハラか、実力行使で出ていってもらいます」
あ、本音がつい!
「もの凄く綺麗な声してるね!すげー僕好み!!」
コイツは罵られて悦ぶタイプなのか!?
呆れ顔でため息をついていると
「ねーねーいいじゃん」
「は?」
チャラ男の声がしたのでその方向をを見ると
「そうそう、カラオケ行こうよ!」
「行きません!!」
「行かねえよ!」
紅音とナツルがチャラ男共に絡まれていた
「はぁ・・・貴方は即刻消え去りなさい。 5秒以内に・・・出来なければ目を潰します」
「わ、分かった、僕は言われたとおり消えるさ」
東田が去っていったのを横目で確認し、ド腐れ野郎共のもとへ向かう
「ナツルさん、紅音さん、帰りますよ」
「「は、はいっ」」
サッ とチャラ男から逃げ出し、詩楼の元に着いたと同時に歩きだそうとする
「ねぇ君!」
ガシッ と俺の肩が捕まれる
「・・・何か御用で?」
顔だけ相手の方を向く。チャラ男はヒュ〜♪ と軽く口笛を吹き、目線を顔から下へ動かす
「おぉ〜!君、すっげえ美人だね!どう? 俺達とカラオケに行かない?」
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