第三千五百九十一話 十一時間
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第三千五百九十一話 十一時間
日本とイギリスが時差のことでお話してますとそこにロシアが来てにこにことして言ってきました。
「時差のことなら僕だね」
「緯度の関係で、ですね」
「何しろ世界一の国土だからね」
こう日本に言います。
「その面積は」
「だから緯度もかなりで」
「それでなんだ」
東西にかなり広いからです。
「十一時間もあるよ」
「世界一ですね」
「文句なくね」
「ロシアはユーラシアのかなりの部分を占めてるからな」
イギリスも言います。
「時差もそうなってるんだよ」
「左様ですね」
「ただロシアは極端な事例だからな」
「広い故にですね」
「そうだよ、だからな」
「時差が多いことがいいかというと」
「そうでもないからな」
こう言うのでした、あくまで緯度で広いかどうかだけだというのです。
第三千五百九十一話 完
2024・8・21
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