第三十一話 不倫をする位ならその三
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「串カツかお好み焼きで」
「皆で卓を囲んで、ですか」
「どうでしょうか」
「いいですね、ではです」
「串カツかお好み焼きですか」
「どちらかにしますか」
「それなら」
幸雄の言葉を聞いてだ、真昼がまた言ってきた。
「串カツはどうでしょうか」
「そちらですか」
「はい、どうでしょうか」
「ではです」
幸雄は真昼の提案を受けて他の家族に尋ねた。
「皆さんは串カツでいいでしょうか」
「はい、串カツならです」
「皆で食べられますし」
「いいですね」
夜空に続いて佐京と白華も応えた。
「じゃあお昼はそれにしましょう」
「串カツに」
「そうしましょう」
「私もいいと思います、それではいいお店を知っていますので」
佐京は家族にそれならと応えて言った。
「今から行きましょう」
「わかりました」
四人一度に応えてだった、幸雄の案内を受けることにした。幸雄はなんばパークスの中に入ってその上の方の階にある店に案内して言った。
「こちらです」
「あっ、串家物語ですか」
「どうでしょうか」
「ここは有名ですね」
夜空は笑顔で応えた。
「昔から」
「左様ですね」
「いいお店ですよね」
「チェーン店で」
そうであってとだ、幸雄はその席で話した。
「なんばパークス以外にもお店がありますが」
「自分で好きな串カツの具を選べて」
「お店の中にあって」
「スイーツもですね」
「充実していますね」
「ですから」
それでというのだ。
「私も好きです」
「俺もです。本当にいいお店です」
佐京も言った。
「色々と楽しめて」
「皆さんが喜んでくれる串カツのお店となりますと」
「このお店だとですね」
「思いまして」
そうであってというのだ。
「紹介させてもらいましたが」
「そうですか」
「ではです」
それでというのだった。
「これからです」
「食べますね」
「皆さんで。食べ放題ですから」
この店はというのだ。
「お好きなだけ」
「これからですね」
「食べましょう」
「わかりました」
ここでも四人全員で頷いた、そうしてそれぞれ衣の用意をしてそのうえで具を選んでテーブルの真ん中の油に入れていった。
そして揚がると食べるが。
「あっ、これは」
「いいわね」
「このお店来たこともあるけれど」
「やっぱり美味しいわ」
真昼も夜空も言った。
「ソーセージだけれど」
「ベーコンもね」
「海老いいですよ」
白華はこちらを食べて言った。
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