第45話
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構えをした。
「湾曲銃刀…………!」
「クク、上等だ…………さっきはザコばかりだったからな。」
「えっ、えっ…………!?」
「なんなの、どうなってるの〜!?」
ナージェが抜いた剣を目にしたフェリは警戒の表情で声を上げ、アーロンは不敵な笑みを浮かべ、ヴァン達とシェリド公太子達が戦闘を始めようとしている雰囲気にマリエルとシャヒーナは困惑していた。
「是非もなし、ですか。」
「ああ…………しかしアンタもやるつもりかい?」
「なに、ただの余興さ。彼女一人でも十分だろうがね。言葉だけでは不足だ…………君と、君たちの力と質を推し量るには。このシェリド・アスヴァール――――――手ずからアークライド解決事務所を検分させてもらうよ!」
「公王家護衛官ナージェ・ベルカ、参る…………!」
「来るぞ――――――相手が相手だ。アーロン、”切り札”を呼べ!」
「ハッ、小娘の天使の方で十分だと思うが…………出番だぜ、姉貴!!」
そしてアーロンに召喚されたマルティーナを加えたヴァン達はシェリド公太子とナージェとの戦闘を開始した!
「”天使”…………!」
「ほう…………?そちらが噂に聞く異世界にいるという異種族の一種にして”本物の天使”殿か。しかしこちらの調べによると、確かそちらには”まだ他にも天使が二人いる”はずだろう?”残りの二人”は呼ばなくていいのかい?」
「…………!メイヴィスレインとユエファさんの事まで…………」
「手配魔獣や敵対している連中との戦いでもないのに、”余興”目的の殿下を相手にさすがにそんな”戦力過剰”な事はできませんよ。余興とはいえそちらの護衛官殿は相当な手練れのようですから、こちらも”切り札”を一つだけ切らせてもらっただけです。」
マルティーナを目にしたナージェは驚き、興味ありげな表情を浮かべたシェリド公太子の問いかけにアニエスはシェリド公太子がメイヴィスレインとユエファの存在も把握していることに驚き、ヴァンは苦笑しながら答えた。
「フフ、舐められたものだね。――――――そこまで言われたら余計に残り二人も出さざるを得ない状況に追いやりたくなるじゃないか、ナージェ!」
「承知しました、殿下!参ります――――――ハアアァッ!!」
シェリド公太子の指示に答えたナージェは先制攻撃にジグザグに動きながら曲刀を振るうクラフト―――――ラムズスラッシュでヴァン達にダメージを与えたがマルティーナだけは見切っていた為、自身の得物である聖槍で防いだ。
「今のを防ぐとはやりますね。ならば、これはどうですか!?」
「甘い!奔れ――――――瞬雷!!」
「うっ!?」
続いて曲刀による連続斬撃を繰り出したナージェの攻
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