双子のサバイバル
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強くなってるんだから」
少なくとも以前の悟飯ならば間違いなく泣き喚いているだろうに弱音を吐く程度になっているのだから精神的にも格段の進歩とも言える。
「そ、そんなことないよ。僕弱いまんまだよ…お姉ちゃんみたいに才能なんて…」
「分かった分かった。お姉ちゃんが分かりやすい証拠を見せたげるよ」
悟飯の胸倉を掴み、遠くの大岩に以前のピッコロよりも速いスピードで放り投げた。
「わあああああっ!?」
「(見せてよ、今の悟飯のフルパワー)」
追い詰められたことで潜在能力が発現し、ピッコロが投げ飛ばした時よりも強烈なエネルギー波が放出され、大岩を粉微塵にしてしまう。
「ほーらね、前の時よりも凄いパワーじゃない」
「こ、これ…本当に僕…?そ、それより何するのお姉ちゃん!?」
「だってこれくらい分かりやすく証明しないとウジウジしてばっかじゃん。優しいお姉ちゃんで良かったね悟飯」
「ーーーーっ!!お姉ちゃんの馬鹿ーーーーっ!!」
「随分と元気が有り余っているようだな」
「あ、ピッコロさん。」
「え?」
振り返ると邪悪な笑みを浮かべたピッコロが立っていた。
「それだけの元気があれば問題あるまい。安心しろ、先程の一撃を当たり前のように出せるようにしてやる」
「だって!良かったねぇ、悟飯!ピッコロさん、悟飯の後は私だからね!!」
「そ、そんなぁ…」
悟林が自主修行をしている間、悟飯はピッコロの地獄の扱きを受けるのであった。
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