第二十七話 真の悪との戦いその十四
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「メイスンだ」
「ファラよ」
「モンスターだ」
まずは人型の三人にだった。
「メッサージュウだ」
「サイゴーンだ」
「ジュウオウだぞ」
「メッルァーだ」
「アクアイガーだ」
怪人タイプの五人、そしてだった。
「ファラキャットよ」
「私の可愛い子猫ちゃんよ」
ファラが微笑んで続いた。
「この九人がよ」
「ギアのメンバーなんだな」
「そうよ」
風切に笑顔で答えた。
「ドクターマン様の僕よ」
「これまでは僕だったがだ」
そのドクターマンも言って来た、今ではマントを羽織り黒い服で身を包んで威風堂々としてさえいる。
「これからは家族だ」
「我々はですか」
「そうだ」
メイスンに答えた。
「お前達はな」
「そうなのですか」
「人間としてな」
「我等は人間ですね」
「そのことがわかった」
こうも言うのだった。
「私はな」
「機械ではなく」
「そうであることがな」
「そう言われると」
モンスターは確かにという顔になって述べた。
「そうですね」
「お前達は人間だな」
「俺もそんな気がします」
「身体は機械でもな」
それでもというのだ。
「心が人間ならな」
「もう人間ですね」
「そうだ」
「じゃあおいらとオヤビンは人間同士として」
ジュウオウはドクターマンの言葉を聞いて言った。
「これからまた楽しくやっていけやすね」
「そうだな」
モンスターはジュウオウに笑って応えた。
「ジュウオウ、折角復活させてもらえたんだ」
「それならですよね」
「楽しく仲良くな」
「やっていきやしょう」
「それでなのですが」
サイゴーンはドクターマンに問うた。
「ドクターマン様を狙って」
「さっき話した通りだ」
「ダグデドとかいう者達が来るのですね」
「間違いなくな」
「警護はお任せ下さい」
メッサージュウが言ってきた。
「我等がです」
「務めてくれるか」
「必ず」
ドクターマンに強い声で約束した。
「そうさせてもらいます」
「それではな」
「聞けば聞く程おぞましい連中です」
メッツァーはダグデド達についてこう述べた。
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