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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
お兄様としてのプライドを徹底的に破壊する話《前編》
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ご主人様より先に達することはダメ。
もし先にイッたら、
恐ろしい罰が待っていることは分かっているらしい。

さて、ここでマイは忘れている。

「…!!」

今日いじめるご主人様は、
2人いるってことに。

「ふふ…まーいさん?」

突然目の前が真っ暗になる。
原因はあびいがした目隠し。
視界を奪われ、そうして耳元ではあびいの囁く声。

五感のひとつを失い、それを補うために他の感覚が敏感になる。

今のマイに、耳元で囁くのはあまりにも毒だ。

「じゅぽっ?じゅぷっ、じゅぷっ、」
「すっごく必死…もしかしてもうおちんちんが爆発しそうなのかしら?」
「ぢ、ぢゅる…」

マイのふぇらが、止まった。

「ふふ…沈黙はもしかして肯定ってことかしら?」
「…ぢ、ぢゅる…じゅぽっ?」
「……。」

一時は止まったがアビーのことなど気にせず、マイは一生懸命しゃぶる。
それが気に入らなかったのだろう。

彼女は人差し指をマイの背中に置くと、


「すぅーーーっ?」

背筋をなぞる。

「!!!!!!!」

ぞくぞくぞく、と快感の1歩手前の何かが駆け抜ける。
危うく出そうになったのか、腰あたりに力を込めてなんとか出すまいと耐えるマイ。
そうして一生懸命踏ん張りながらも、ふぇらを続けて1秒でも早く射精させてやろうと必死にしゃぶり続ける。

「アァ…たまんねぇナァ?」


きっともう限界が近くて仕方がないんだろう。

おれが出す前に自分が出してしまえば、何をされるか分かったものじゃない。
それに今日はあびいも同伴だ。
余計に何をされるか分からないし怖いってのもあるだろう。

マイは必死にしゃぶり続ける。
しかし、

「じゃあ、ここはどうかしら?」

あびいはそんなマイを見ていてくれるほど、優しくはない。

「ふーっ?」
「ふぐっ!?んんっ???」

背中の次は、耳。
おれの躾≠ナ様々な場所を性感帯に変えられたマイだが、耳は特に弱い。
イけと囁かれたらイくし、息を吹きかけてやれば勃起するし、舐めてやればたちまち腰が砕けてその場にへたり込む。

そんな耳だけでイけるマイが今そんな状況で息を吹きかけられ、

「れろぉ…?」

舐められてしまえば

「っ?……!!!!〜〜〜????」

無様に射精してしまう。
腰をびくびくとさせ、びゅーびゅーと勢いよく出る精液。

「わ、わっ!!」

あまりの勢いに手こきしていたごっほは動きを止めてしまう。

「んっ?あっ、あああああっ?ああああああ…っ?」

快楽と後悔が入り交じった声を上げながら、マイは無様に射精する。

「…お、おにい、さま…。」
「み、みない…で…っ
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