暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第139話 シャルバの恐ろしい野望!勝利の鍵はサイラオーグ!?
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「早々にカタを付けよう」
「ウホッ」
「……」
「スー、ライ、チリ、マー、よくぞ来た。奴らを抑えろ」
『ハッ!』
ライオンに車輪と蛇が生えた生き物、ペリカンに戦艦などを組み合わせた生き物、武装したゴリラのような生き物、そしてカワウソがイスになったような生き物が現れてリアス達に襲い掛かった。
……いや待て!上の3体は分かるがカワウソのような生き物は一体なんだ!?なんというか戦えるようには見えないのだが!?
「女!お前の相手は俺だ!」
「望むところですわ!」
スーと呼ばれたライオンのような生き物が姫島に襲い掛かった。姫島は奴の爪を金の棍で受けとめる。
「蠅のように飛び回る奴め、撃ち落としてやる!」
「女の子に蠅って失礼ですよ!」
ペンドラゴンを狙ってライと呼ばれたペリカンのような生き物が砲撃を放つ、ペンドラゴンは箒に乗ってそれを回避する。
「ウホッ!」
「ヒイィィッ!一番大きいのが僕の所に来ましたぁ!!」
チリと呼ばれたゴリラのような生物がウラディに拳を振るう、だがウラディの背中から出てきた黄色い人のような存在がそれをガードした。
「……」
「……」
そして俺の側にはマーと呼ばれたカワウソのような生き物がカタカタと腕のような物を鳴らして鎮座していた。
まったく敵意を感じないしシャルバはこんな生き物を生み出したんだ?流石に俺を舐め過ぎではないだろうか。
まあいい、俺は今体が小さくなっているし襲ってこないなら放っておこう。俺はそう思いリアスの方に目を向ける。
「さあ、お前の子分たちはもう動けないぞ!大人しく私に食われるがいい!」
「朱乃達は子分じゃないって言ってるでしょうが!」
大口を開けてリアスを食おうとするシャルバ、リアスは両手で大口を抑えて食われるのを防ぐ。
「これで口は閉じれないでしょう!」
「馬鹿め、目の前ががら空きだ!」
するとシャルバの舌が大砲のような形に変化したのだ。
「なんですって!?」
「舌キャノン!!」
そしてリアス目掛けて砲撃を放つシャルバ、リアスはそれをマトモに受けてしまった。
「はははっ!どうだ、思い知ったか!」
勝ち誇ったように笑うシャルバ、だが煙が晴れると傷だらけのリアスが不敵な笑みを浮かべていた。
「あら、もう終わりなの?全然大したことないわね」
「貴様……ッ!!」
リアスの挑発に簡単にのってしまうシャルバ、眉間に青筋を浮かべて更に砲撃するがリアスはまったく答えなかった。
「はぁ……はぁ……!何故だ!何故倒れない!決して効いてないわけではないはずだ!」
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