暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第139話 シャルバの恐ろしい野望!勝利の鍵はサイラオーグ!?
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の赤龍帝の弟子らしい。


「どうしたんだ、もしかして俺を心配してくれたのか?なら平気だ、母から頑丈な体を貰っているからな」
「えっとそれもあるんですが実はサイラオーグさんにお願いがあって……」
「俺に頼み事?一体なんだ?」
「実は祐斗さん達を助ける方法を思いついたのですがそれをサイラオーグさんにやっていただきたいんです。シャルバは今リアスさん達が抑えています、その間に作戦を説明しますね」


 ペンドラゴンから言われたのは取り込まれた木場達を助け出すという内容だった。


「木場祐斗達は生きているのか?」
「はい、魔法でシャルバの体内を探っていたんですが確かに生命反応を感じたんです。皆はまだ生きています」
「そうか、それは良かった。なら早く助け出さないといけないな、どうすればいい?」
「まずは魔法でサイラオーグさんを小さくしますがいいですか?」


 俺が作戦の内容を聞くとペンドラゴンは俺を小さくしたいと言う。


「小さく……もしやシャルバの体内に入り込んで木場達を助け出すのか?」
「はい、それしか方法は無いんです」
「だがなぜ俺なんだ?リアスの方が上手くいきそうに思うが……」
「えっと……失礼ですがこのメンバーの中でシャルバが一番警戒していないのは恐らく貴方なんです」
「なるほど、そういう事か」


 ペンドラゴンは言いにくそうにしていたが俺は彼女が何を言いたいのか察した。バアル家の欠陥品と思ている俺など眼中にないのだろうな。


「すみません、失礼な事を言ってしまって……」
「構わない、実際この戦いについていくだけで精一杯だったからな。それに俺が弱いからできる事もあるなら寧ろ役に立てて嬉しい」
「貴方は強い人なんですね、やはり貴方しか適任者はいません」


 俺の目を見たペンドラゴンはコクッと頷いた。


 そして俺はペンドラゴンに魔法をかけてもらい体を小さくした。


「生命を維持する魔法もかけていますのでシャルバの体内に入っても暫くは大丈夫のはずです。もし祐斗さん達を見つけられたらこのフロルの風で脱出してください」
「タイミングはどうすればいい?」
「私達がシャルバの動きを止めます。合図をしたら突っ込んでください」
「分かった」


 俺はそういってフロルの風というアイテムを貰い待機する。ペンドラゴンがリアス達と合流してシャルバと戦いを再開する。


「チッ、うっとうしい奴らめ。ならばこちらも数を揃えるとしよう」


 シャルバはそう言うと異空間から複数の生き物や武器の模型を食べると咀嚼していく、そして勢いよく吐き出す。


 奴の口から出てきたそれらは動物と兵器が融合したような生き物だった。


「お呼びですか、シャルバ様」

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