暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第139話 シャルバの恐ろしい野望!勝利の鍵はサイラオーグ!?
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てしまう。


「なんて再生速度なの!?これじゃあ決定打にならないわ!」
「恐らく全身を一気に消し去らなければ効果は無いのでしょうが……」
「そんな事をしたら取り込まれた祐斗先輩達が死んじゃいますぅ!」


 リアスはシャルバの再生能力に舌打ちをして姫島がシャルバを倒すのは全身を一気に消し去る必要があると推測する。


 だがウラディの言う通り奴の体内に取り込まれた者達も死んでしまう可能性があるのでリアスはそれが出来ないのだろう。


「はははっ、そんなに眷属が大事か?いやお前はもう王ですらなかったな。下劣な転生悪魔などさっさと見捨てれば良かろうに……それに私の体内には敵対するエクソシストも取り込んでいるのだぞ?デュランダル使いなど邪魔でしかないだろう」
「勝手な事を言わないで頂戴!祐斗もゼノヴィアもイリナも皆私の大切な仲間なのよ!貴方の価値観で物事を言わないで!」
「哀れな……悪魔に友情や愛情など不要だ。絶対的な力こそが悪魔に必要なのだ」
「なら貴方にはそれすらないわね、悪魔として情けない」
「なんだと!?」


 リアスを侮辱するシャルバは逆にリアスに挑発されて激怒する。そしてリアスに向かって攻撃を激しくした。


(今なら俺を見ていない、チャンスだ!)


 俺はシャルバの意識が完全にリアスに向いているのに気が付いて奴に悟られないように接近する。


「はあっ!」


 そしてがら空きになっていた背中に正拳を叩き込んだ、奴の武装や鋼の羽にヒビが入っていく。


「ぐうっ!?いつの間に……失せろ!」


 シャルバは巨大なハンマーを作り出すと俺に叩きつけてきた。俺は腕を×の字に組んで防御するがあまりの衝撃に吹き飛ばされてしまった。


「サイラオーグ!」
「ふん、バアル家の失敗作が私に触れるでない。汚らわしい劣等悪魔の指紋がついてしまうではないか」
「よくもサイラオーグを!許さないわ!」


 俺は地面を転がりながら何とか受け身を取る。だが分かってはいたが俺はこの戦いについていくだけで精一杯だ、空中を高速で駆け巡りながら攻防を続けるリアスとシャルバを見てそう思ってしまった。


(……いや弱気になるな。俺にもできる事はあるはずだ)


 俺は弱気になる心に喝を入れて気合を入れる。昔から劣等感を感じていたのは事実、だからこそ俺は努力した。


 その努力を疑うことなど言語道断、そんなことで諦めたりしたら母上に申し訳が立たないからな。


「サイラオーグさん、大丈夫ですか?」
「君は……」
「私はルフェイ・ペンドラゴンといいます。イッセー師匠の弟子です」
「兵藤一誠の?」


 すると俺の側に魔女の少女が駆け寄ってきた、どうやらあ
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