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ポケットモンスター対RPG
第19話:女装巨乳美男子の漢気!
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補っていれは、攻撃回数を減らさずに済んだというのに」
悲し気なマシカルを前に、グートミューティヒは首を傾げる。
「ますます解らないなぁ」
グートミューティヒの首を傾げながらの疑問の言葉に困惑するマシカル。
「解らない?だから―――」
「マドノ達は、呪文詠唱中の君を守らなかったの?」
「だから、そのせいでンレボウの攻撃回数を悪戯に減らして、その事をマドノは前々から嫌がっていたのよ」
グートミューティヒは、マドノ達の単純脳筋に呆れ果てた。
「何それ?盾役の重要さをまるで解ってないね?」
そんな事より、アムが気になる事が有った。
「そんな事より、これからどうすんの?」
今後の事を何も考えていないマシカルは、ただ残念そうに首を横に振るだけであった。
「何も無いわ。今のところ、勇者一行に戻る方法が無いしね」
「なら、僕と一緒に魔王軍と戦ったらどう?」
予想外の提案に混乱するマシカル。
「一緒にって……私があんた達と!?」
対し、グートミューティヒは笑顔で勧誘する。
「そう!どうせ、呪文詠唱が遅い内はマドノ達と一緒にいられないんでしょ?なら、その欠点が治る迄は僕達と一緒にいなよ。どうせ、1人は寂しいだろ?」
「1人は寂しい……」
グートミューティヒの言葉に、マシカルは取り敢えず決断する。
「マシカル……」
「……はい?」
「それが私の名前よ」
ツンデレ気味ながら、同行の意思を示すマシカル。
それに対し、グートミューティヒはマシカルに握手を求めた。
「なら……これからもよろしく。マシカル」
マシカルは、少し戸惑いながらグートミューティヒと握手した。

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