暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
宇宙最強の妻にして母
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た。

「いい、悟飯?これから悟飯は最低でも自分の身を守れる程度には強くなってもらうからね。サイヤ人との闘いに備えている時の修行がただのお遊びだったってくらい厳しく鍛えるからね!頑張りなよ悟飯!潜在能力はあるんだからさ!!」

「まあ、おめえも何時か超サイヤ人になる必要があるかもしれねえしな。まずは基本的な実力を上げていこう。超サイヤ人になるにはまずこの変身の負担に耐えられる体を作らねえとな…もし、おめえが持ってる全ての力を出せさえすりゃあ、どんな敵にだって負けねえさ」

悟林も悟空も平然としているが、超サイヤ人への変身も相応の負担がある。

もし悟飯が超サイヤ人になる必要がある時が来た時のために、この力に耐えられるくらいの肉体にするつもりだ。

「は、はい…よろしくお願いします…」

正直、サイヤ人との闘いでもフリーザとの闘いの時も潜在能力が発現したかもしれない時でも大した有効打にならなかったのだからこの時点の悟飯は自分の潜在能力を軽く見ていた。

悟空、悟林、ピッコロからの扱きを受けた悟飯はボコボコになり、その姿を見たチチが悟空と悟林の金髪も含めて悲鳴を上げた。

「ご、悟飯ちゃんっ!!そ、それに何だべ!?2人のその髪の色は!?染めちまっただか!?うわーん!!オラの悟空さと悟林ちゃんが不良になっちまっただーっ!!!」

「い、いや…チチ…こ、これは不良じゃなくて超サイヤ人って言ってな…」

悟空が超サイヤ人について説明しようとしたが、チチの中では“不良”として処理されてしまい、悟飯を抱き上げてその姿に怒りを爆発させる。

「悟飯ちゃんもこんなにボロボロにしちまって…もう悟飯ちゃんの修行は許さねえだ〜〜〜っ!!」

「落ち着けってチチ…あれ?」

悟飯の修行禁止令を出そうとしたのだが、宥めようとした悟空がチチの背に手を置こうとした瞬間、チチが勢い良くぶっ飛んで家の壁を貫通し、遠くの岩に激突した。

「わ、わりいチチ!お、俺、修行でもっと強くなっちまって…手加減したつもりが…!」

「あわわ…い、急いで仙豆貰ってくるね!!」

「ふん、超サイヤ人の2人にも弱点があったか…」

悟空と悟林の慌てようにどれだけ飄々としていても2人にとってチチが掛け替えのない存在なのだ。

ピッコロは宇宙最強の2人が慌てている姿に愉快そうに笑った。

仙豆を与えて助かったのだが、頭に衝撃が入ったことで悟飯のボロボロの姿を忘れてしまっており、悟飯も仙豆を食べたことですっきりしていることもあって悟飯修行禁止令を出されることはなく悟空と悟林の超サイヤ人禁止令が出された。
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