宇宙最強の妻にして母
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イヤ人になってもらうからな。なり方は孫や悟林にでも聞け、お前はまずその鈍った体を鍛え直さなくてはな」
「ぼ、僕が超サイヤ人に…!?そ、それこそ無理ですよ…」
超サイヤ人。
あのような規格外の力を自分が手にするなんてそれこそあり得ない。
あれは父や姉のような天才だからなれるような物だ。
「未来から来た奴が言っていた…未来の悟林はお前を超サイヤ人になれるように鍛えたとな。未来のお前がなれるならお前がなれない理由はない。」
「み、未来の僕が…?」
未来の自分が超サイヤ人になれたことが信じられない。
しかし、未来の自分が超サイヤ人になれても未来の姉が死んでしまったのなら自分が超サイヤ人になっても父や姉のような力は出せなかったのだろう。
「自信を持て悟飯、お前がその気になった時の最大パワーは俺達の誰よりも上だ」
ピッコロは悟飯の潜在能力を間近で見た人間の1人だからこそ悟飯の可能性を誰よりも信じていた。
「ピッコロさん…」
「それに何時までも孫と悟林に甘えっぱなしでは困る。もし孫と悟林が未来のように死んでしまったら地球を守れるのはお前だけだ。お前の中に流れるサイヤ人の血が希望になる。本来の歴史では俺達もまともな修行もせずにいたこともそうだが、お前はナメック星に帰ってきてから修行をやっていないだろうしな」
本来ならサイヤ人との闘いまでの予定だったから仕方ないところがあったが、未来の戦士が悟飯とトランクスしか残っていないのなら話は別だ。
悟飯の潜在能力ならばしっかりと修行をして超サイヤ人になれればどんな敵にも負けはしないだろう。
少なくとも超サイヤ人に頼らない基本戦闘力ならば未来から来た時点のトランクスより強くなれるであろう確信がある。
「来い、まずお前はその鈍った体から鍛え直さなくてはな」
「は、はい!」
2人が構えて早速組み手に入る。
やはりナメック星から帰ってきてから勉強しかやっていなかった悟飯は随分と動きが悪くなっていた。
「たあっ!!やあっ!!」
しかし、しばらくすれば動きに鋭さが戻り、ようやくナメック星の闘いの頃のように動けるようになっていた。
「よし、大分勘が戻ってきたな。」
「はあ…っ…はあ…っ…はい…」
少し休憩させると組み手を終えて帰ってきた悟空と悟林。
「ふう、悟飯。少しは勘を取り戻したの?」
「う、うん…あのさ、ピッコロさんがね。未来の僕も超サイヤ人になれるようになってるって言ってたけど…正直想像出来ないや。それに僕が超サイヤ人になったって2人みたいになれないと思う」
「男がそんな情けないこと言うな!!」
軽く叩いたつもりだったが、悟飯は勢いよく吹き飛ばされて岩に激突して生き埋めになっ
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