第66話
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の当初からの計画が、まさかこんな形で実現するとは。これもひとえに、強運に恵まれた御一族の血筋でありましょう」
それに対し、キーマンは煩いの色を隠さなかった。何度も言われると、鬱陶しくて仕方がないからだ。計画も、”本当の血筋”も…。
「関係ないよ。事が動くというのは、そういうものだ」
漆黒のアタッシュケースを見下ろしたキーマンは、女性士官へ「開けろ」と促す。彼女はコクリっと頷き、ケースの蓋に手を掛けた。
隙間から光が溢れ出ると、”アレ”が姿を現した。
カーゼットが説明する。
「お望み通りの物です。〈ヤマト〉の波動エンジンを制御下に置き、また破壊することも出来る」
開けられたケース内には、円錐形の透明なカプセルとそれを制御する制御装置があった。カーゼットの説明を引き継ぐかのように、その名を口にする。
「―――反波動格子」
カプセルの中心に浮かぶ光球は、薄桃色となって輝いていた。
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現状公開可能な情報:スタースイーパー級U型 TEイオン砲巡洋艦
艦種:巡洋艦
全長:850m
最高速度(大気中)450km
ハイパードライブクラス:1.3
装甲:重量級適応型装甲、対ビームコーティング
防御:偏向シールド発生装置
武装
・二連装艦首イオン砲x1
・三連装280mm重粒子キャノン砲x5(船体中央上面の艦橋前方x2、船体中央の両舷x2、後方x1)
・三連装63mm大型対空砲x3(艦橋前方x1、艦尾両舷x2)
・三連装20mm対空砲x4(艦橋周囲)
概要
本艦は改修により三連装280mm重粒子キャノン砲をx5装備した他、対空砲を増設した。これにより優れた対艦能力を手に入れ、敵艦と交戦することが可能となったが、前級と同様、僚艦と共に行動する。
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