第60話「思い知ったか、ガトランティス!」
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八浮遊大陸戦での戦いにおいて、連合艦隊の前に初めて姿を現した―――ガトランティス軍の新鋭戦艦だった。
そして、ガトランティスではこう呼ばれている。―――カラクルム級戦闘艦、と。
6隻のカラクルム級は第十一惑星へ艦首を向けており、垂直となり整列せんとしていた。あ、嫌な予感、そう思うやコマンダーは瞬時に命令を下す。
「ドロイドファイター編隊、全力攻撃開始!全艦隊、ワープシテ敵艦隊へ接近セヨ!」
命令は即座に行き渡った。ドロイドファイター編隊は艦橋と推進ノズルを集中的に攻撃する中、既存のガトランティス艦艇ほど損害を与えれずにいたものの、少なからず損傷を与えることには成功した。
そんな中、艦隊はカラクルム級艦隊の横っ腹にワープアウトすると、近距離にて全力射撃が開始された。艦隊は念入りに1隻ずつ集中砲火を浴びせ、轟沈させていく。
〈アラレス〉率いる艦隊は、最後の1隻となったカラクルム級を木っ端微塵に粉砕してみせた。それを観たコマンダーは、喜びの舞をする。
「ヤッター!」
だがこの時、巨大な質量が同惑星にワープで向かっていることを示す、尋常ならざる空間の歪みを検知していたのだった…。
???ブリリアンス駐地球大使館。
「思い知ったか、ガトランティス!」
観戦していた2号は、喜びの舞をしていた。
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