第三千五百七十九話 まだ警戒している
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第三千五百七十九話 まだ警戒している
日本兄妹はまだ警戒を解いていませんでした。
「若し地震が起これば」
「そう思いますと」
「油断出来ませんね」
「一週間ですから」
「気を抜いた時こそ」
「最も危険です」
「ですから」
そうであるからだというのです。
「まだです」
「警戒すべきです」
「本当にここで気を抜けば」
その時はというのです。
「関東大震災でもそうでした」
「あの時はそこに火が来ました」
「そして尚更恐ろしいことになりました」
「あの時のことを思い出しますと」
「まだ警戒です」
「何もないことが一番ですが」
「何かあるとです」
「気を付けることです」
こう兄妹でお話するのでした、日本兄妹は今も南海トラフ地震に対して警戒を緩めていないのでした。
第三千五百七十九話 完
2024・8・15
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