第百三十八話 肩と肘その八
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「和食が健康にいいよ」
「和食はよく言われるわね」
「そうだよね」
「今私お豆腐食べたけれど」
「お豆腐は凄くいいよ」
「そうよね」
「あとお魚も」
こちらもというのだ。
「やっぱりね」
「身体にいいのよね」
「俺海の幸は何でも好きだから」
「お魚もなのね」
「お刺身も好きだしお鍋にしてもね」
今は鶏肉を食べつつ話した。
「焼いても煮ても揚げてもね」
「好きなのね」
「特に好きなのがお刺身と和食じゃないけれどムニエルで」
そうした料理でというのだ。
「白ワインと一緒にとかね」
「好きなのね」
「最近気に入ってるんだ」
今は赤ワインを飲みながら話した。
「有り難いことにうちお父さんもお母さんもお魚好きだし」
「それはいいわね」
「貝や海老も好きなんだ」
「蛸や烏賊も？」
「好きだよ」
そういったものもというのだ。
「家族全員ね」
「うち蛸大好きなのよ」
一華は笑って応えた。
「烏賊もだけれど」
「蛸の方がなんだ」
「一家全員ね」
「そうだったんだ」
「とりわけたこ焼きがね」
「ああ、たこ焼きね」
「ヒロ君も好きよね」
「大好きだよ」
「そうなのね」
「それでね」
さらに言うのだった。
「結構食べるよ」
「たこ焼きっておやつにもいいしね」
「飲む時もいいね」
「粉ものでね」
「お好み焼きもいいし」
酒のつまみにはというのだ。
「焼きそばもでね」
「いいわね、それで今のお鍋は」
「おうどん入れるね」
「冷凍うどんね」
「そうするね」
「おうどんも好きよね」
「好きだよ、たこ焼きも好きで」
そうであってというのだ。
「他のね」
「お好み焼きもよね」
「好きでね」
「おうどんもなのね」
「うん、おうどんでワインを飲むのもね」
「いいわね」
「カルボナーラうどんとか」
そうしたうどんもというのだ。
「いいよ」
「そういうのあるの」
「あるよ、これが美味しいから」
「カルボナーラうどんね」
「普通にカルボナーラって美味しいけれど」
「あの濃厚な味がね」
「痛風の話に戻すとよくないだろうけれど」
生クリームにベーコンに卵の黄身である、これで痛風に影響がないかというとあると言うしかないであろう。
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