第44話「《プランA》発動」
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ていた洒落者。
『なお、諸君らの健闘に敬意を表する』
相原や南部も、山南を知っている筈だ。その2人は憤り、吐き捨てた。
「こんなのって…っ!」
「なんの茶番だよっ!」
古代も新鋭戦艦を目にするのは初めてだったが、名前は既に聞き及んでいる。彼は立ち上がり、口にする。
「アンドロメダ級一番艦〈アンドロメダ〉、もう完成していたのか」
古代を含めた連合艦隊の将兵の視線が、アンドロメダ級一番艦〈アンドロメダ〉に集中する。〈アンドロメダ〉は掃討戦の為、〈ゆうなぎ〉の右横を通り過ぎていった。
―――アルポ銀河 ブリリアンス本星〈ブリリアンス〉。
「……」
第八浮遊大陸攻防の一部始終を、司令官席に座って観ていた者がいる。ブリリアンス・ギルドの頂点に君臨する女ギルド長、スヴェートだ。
そんなギルド長とはいうと…、
「拡散波動砲、…cool and beautiful」(拡散波動砲、…クールで美しい)
コーヒーカップを片手に、うっとりとした表情で観ていた。現場の将兵がこれを見たら、間違いなく制裁を下すことだろう。天罰が下るのを祈るばかりである。
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