第17話「初めまして、諸君」
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沿いにある通路を歩くと、その先は折れ曲がって階下へ続く階段となっていた。内装は古いヨーロッパ風の内装で丁寧な作りの木製の手すりが左に並び、幅の広い赤色の絨毯が下まで続いていた。
スヴェートが歩いていた時だ。
『〜〜〜〜〜〜』
『〜〜〜〜〜〜』
会話が聞こえた。先よりかは大きくなっているが、それでも何を話しているのか分からない。
ゆっくりと手すりに近づき、通路から階下に広がるラウンジを確認したスヴェート。奥には暖炉があり沢山の薪が入れられ、赤々とした炎が燃えていた。茶色の高級そうな大型ソファーと黒いグランドピアノがある。
そして、2つの人種が向かい合っていた。
一つは地球人と同じ肌を持つ人種。一つは青い肌を持つ人種。
片方は地球人であり彼らの構成は、10代後半から20代の計5人。もう片方の青い肌を彼らの構成は、階段に居る美女が1人、男が2人その内は青年、老兵が1人。
どちらも軍人であるのは明らかだ。
そんな軍人達は何やら話し合っていた。
話に混ざる為スヴェートは片手で手すりを掴んだ後、微笑みを浮かべながら小さくもよく響く声音が部屋に響いた。
「初めまして、諸君」
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