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ポケットモンスター対RPG
第18話:意外な拾い者
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と虐殺が、このダンジョン内でも行われてしまったのではないかと……
「あんたがここにいるって事は……このダンジョンにいるモンスターはどうした!?」
「あんた達まさか、このあたりでうろついているモンスター全員がマドノの経験値になったと思ってるの?」
マシカルの言い分にプレートアーマーケンタウルスは不機嫌になった。
「負けた?この俺の手下が?」
だが、アムの望む答えをプレートアーマーケンタウルスが口にする事は無かった。
「使えない奴らめ。この俺に恥を掻かせやがって」
その途端、グートミューティヒはプレートアーマーケンタウルスを敵と認定した。
「それがザコモンスターを率いるボスモンスターのする事か……糞上司!」
だが、マシカルの言い分は違った。
「何言ってるの?私1人であれを全部倒せる訳無いでしょ」
その言葉に、グートミューティヒは困惑した。
「え?1人?マドノはどうした?」
「萌えないゴミよ……」
「燃えないゴミ?マドノは経験値稼ぎを目的とした皆殺しに没頭し過ぎる所は有ったが、いやしくも星空の勇者だろ?」
その間、マシカルはどんどん涙目になった。
「萌えないゴミは……私の事よ……」
「え……とぉー……もっと……解り易く説明して貰えるかな?」
その途端、マシカルのグートミューティヒに対する怒りが爆発した。
「あんたのせいでしょ!アンタがマドノをおちょくり過ぎたから、この私がマドノ率いる勇者一行を解雇されたのよ!」
予想外過ぎる展開に対し、グートミューティヒは固まりながら無言になった。
「馬鹿!アホ!偽乳オカマ!なんとか言いなさいよ!『私が勇者一行を解雇される原因を作ってごめんなさい!』って言いなさいよ!さあ、早く!」
すると、プレートアーマーケンタウルスは何を勘違いしたのか、マシカルを嘲笑い始めた。
「ははは!自分の力不足を棚に上げてよく言うわ。貴様が強ければ、その勇者一行とやらから解雇される心配も、無かった筈では?」
プレートアーマーケンタウルスの勘違い満載の誹謗中傷に対し、既に勇者一行を解雇されたマシカルは悔しそうに舌打ちする事しか出来なかった。
だが、グートミューティヒがマシカルの代わりに反論した。
「自分の手下共を捨て駒程度にしか見ていない糞上司が偉そうな事を言うな」
グートミューティヒの予想外の怒りに戸惑うマシカル。
「え?」
「この女が弱いんじゃない。マドノのスカポンタンがこの女の本当の価値を知らな過ぎただけなんだよ……視る目が無い糞上司は黙ってろ!」
「私の……本当の価値……」
マシカルが戸惑う中、グートミューティヒがダメ押しの暴言をプレートアーマーケンタウルスに浴びせた。
「目が節穴な雑魚がボスモンスターを務めてるんじゃねえよ。この雑魚が!」
プレートアーマーケンタウルスの体が怒りで震
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