さらばグレートサイヤマン
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点が完全に解消されれば破壊力に関しては気功波でも最上位の威力だ。
悟飯のかめはめ波を飲み込んでそのままファイナルフラッシュに飲み込まれた悟飯に対して更に気を上げて特盛のお代わりをくれてやった。
気功波を止めると黒焦げになった悟飯が倒れ伏していた。
「ありゃあ、負けちまったか」
「はっはっはっ!残念だったな、どうやら俺の技の方がかめはめ波よりも優れていたらしい」
終わったと誰もが思ったのだが、悟林の怒りは全く収まっておらず、気絶している悟飯に追撃の気爆破が繰り出された。
指をクンッと上げるのと同時に悟飯は爆発に巻き込まれ、どこかへと吹っ飛んでしまった。
「ご、悟飯君…」
「ビーデルさん」
「は、はい…」
「今すぐ家にある変身装置を寄越しなさい。破棄するから」
つまり自分が屈してしまえばグレートサイヤマンは完全封印と言うことになる。
しかしいくら実力が天と地…いや、比べること自体が烏滸がましい程の実力差があるのだが、自分は悟飯の妻にしてグレートサイヤマン2号なのだからそんなあっさりと理不尽に屈するわけにはいかない。
「お、お義姉さん!私は脅しには屈し…」
「あのね、ビーデルさん…あまり面倒かけないでね…良い子だから、は や く し な さ い」
強く足踏みし、凄まじい衝撃を撒き散らしながら地面を陥没させて今にも殺しそうな絶対零度の声で脅すとビーデルは変身装置を渡してしまった。
「申し訳ありませんでした」
「懸命な判断だね」
本気で怒っている義姉には勝てず、ビーデルは悟林に屈してしまい、グレートサイヤマンは永久封印されてしまうのであった。
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