さらばグレートサイヤマン
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林がやられてることに我が目を疑っている。
「魔閃光ーーーっ!!」
砕けた岩から飛び出した悟林は気功波を放つが、悟飯はそれを殴り飛ばして悟林の真上を取ると組んだ拳を叩き込む。
「これは3つ目の恨みだっ!!」
「うわっ!!」
「そしてこれがさっき壊された装置の恨みっ!!!」
即座に魔閃光を放って悟林に直撃させると地面に叩き付けられた悟林が倒れている。
「くっ!!やれば出来るじゃない…!何で普段からこれくらいの力が出せないんだよ…!!」
もう悟飯は悟林からしても理解不能だ。
取り敢えず弟の痛い趣味は姉として全力で矯正しなければなるまい。
「姉さん…今日という今日は許さないぞ…!」
「へええ…何を許さないわけ?お前の痛い趣味を矯正してやってる姉の優しさに感謝してもらいたいね!!見ていて恥ずかしいんだよこの愚弟!!」
「もう、何を言っても無駄なようだね。僕は姉さんを倒してこれからもグレートサイヤマンであり続ける!!」
「神龍でどうにかならないかなぁ…これ…?」
悟林の呟きが聞こえたピッコロが無言で首を横に振り、食べ終えたビルスとウイスですら悟林に同情の視線を寄越している。
「かーめーはーめー…」
「ああもう!!」
悟林もギャリック砲の体勢を取ると気を高めていく。
「おお、あいつら最後の勝負をする気だぞ!!」
「(悟林、負けるんじゃないぞ!!)」
悟空はかめはめ波とギャリック砲の激突にワクワクし、ベジータはかめはめ波に負けたくないのか悟林を応援する。
「波ーーーっ!!」
「ギャリック砲ーーーっ!!」
かめはめ波とギャリック砲が激突し、拮抗するが悟飯は更に気を高めて威力を上げていく。
「悟林さんが本気で押されてる!?」
「そ、そんな馬鹿な…!あんなしょうもないことでの怒りでか…!?」
「悟飯君っ!!行けぇーーーっ!!」
トランクスとピッコロが愕然となり、すっかりグレートサイヤマンに染められてしまったビーデルは悟飯を応援する。
「終わりだーーーっ!!」
「………舐めるなよ?」
どこまでも冷たい声に悟飯は背中に冷たい物が走ったような感覚を覚える。
悟林はギャリック砲を中断して即座にバリヤーを展開することで気功波を受け流し、両腕を広げながら先程よりも遥かに高密度の気を突き出した両手に溜めていく。
「ファイナルフラーーーッシュッ!!!!」
元々気を溜めるのに時間がかかる技をフルチャージを迅速に行うことが出来る悟林が全力で気を溜めるとどうなるのか悟飯は身を以て思い知ることになった。
ファイナルフラッシュの欠点は最大威力を発揮するのに気を溜めるのに時間がかかる。
しかし、その欠
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