第二十六話 それぞれの組織の決意その十二
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「美味いな」
「そうだよね」
「こうしたものを飲むといい気持ちになる」
「それだけで幸せになれるよ」
「幸せは余裕があってこそ感じられるんだ」
森は二人に話した。
「だからね」
「俺もか」
「門藤さんもなんだ」
「余裕を持っていこうね」
笑顔で話した。
「いいね」
「そうだな、余裕がないとだ」
門藤は森の言葉に頷いて述べた。
「そうしたもを感じられないな」
「必死過ぎてね」
「その通りだ」
「やっぱり幸せでないとね」
エリは明るく言った。
「何時でも」
「そうだよね」
アラタはエリのその言葉に頷いた。
「生きているからには」
「誰だってね」
「そして幸せを感じるには」
「余裕ね」
「それがないと感じられないよ」
「そうよね」
エリも確かにと頷いた。
「本当に」
「全く以てね」
「余裕は本当に大事だよ」
有働も言うことだった。
「それがあると周りも見えるしね」
「そして失敗しないわね」
「そうだよね」
「そう、だからね」
キャンデリラとラッキューロに話した。
「余裕はいつも持っていよう」
「そうしたら幸せになれるし」
「余計にいいね」
「そうだよ、気を引き締めつつも」
笑顔で言うのだった。
「余裕も忘れないことだよ」
「大事なのはね」
「そういうことだね」
「そうだよな、ただラッキューロはな」
ドゴルゴはここで彼に言った。
「ちょっとな」
「余裕あり過ぎかな、僕は」
「それでな」
そうなっていてというのだ。
「すぐに楽しようとするだろ」
「働くの嫌いだよ」
「それはな」
「よくないよ」
アイガロンも言ってきた。
「働く時は働かないとな」
「そこがな」
「まあ付き合い長いからそんなに言わないけれど」
「程々にしておけよ」
「ううん、僕働くの嫌いだけれど」
あくまでこう言うラッキューロだった。
「やる時はやらないと駄目だね」
「あんたは余裕よりもね」
結月はこう彼に言った。
「怠けることがね」
「多いかな」
「そう思うわ」
こう本人に話した。
「どうもね」
「余裕と怠けるのは違うんだ」
「違うわ」
結月ははっきりとした声で話した。
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