暁 〜小説投稿サイト〜
『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
守るあたしは、窮地に陥る
[2/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
をハイキックで迎撃。
無防備な脇腹にモロに入ったかに見えたが。
「おっと」
「!?」
身体が、ぐにゃりと曲がった。
蹴りの当たる部分、そこだけが粘土細工かのように曲がったのだ。
そうしてハイキックは空振り。
なんとか体制を整えるも、やつは既に懐に入り込んでいる。
「ふぅ。こんなこともあろうかとヨガ教室に通ってて正解だったぜ。」
「こいつ…!」
しゃがんでいる奴はその手にナイフを持っている。
そうして舌なめずりすると、足を文字通り<oネにして思い切り跳ねた。
「ホワチョー!!」
身体をそらすも、ナイフの切っ先が腹部を掠る。
バネのように跳ねた奴はそのままあたしを通り過ぎ
「と、止まらねぇ〜!!このままじゃ天井にぶつかぐわァァァーっ!!!!」
勢いを殺しきれぬまま天井へ激突。
頭を貫通させぷらぷらと身体を揺らしていた。
「おいミッツ!真面目にやれや!!」
「……!…!!」
と、注意されている彼はバタバタと足を動かし、なんとか天井から抜けた。
「ミッツ!!何しとんねん!!」
「いや〜すまんこすまんこ。何せ2億年ぶりに女の子と目ぇ合わすからさぁ。緊張しちゃって。」
「なんやねんお前三畳紀から生きとんのか。」
…
……、
こいつらは、何を話しているんだろうか。
「さてと、お前の名前なんだっけ?花子?」
そうして身体に着いたほこりをはたき、ミッツと呼ばれた頭のおかしい男はあたしにそう話しかけた。
「……。」
「無視ってことは肯定か?マジで花子って呼ぶぞ。」
1人だけギャグ漫画から飛び出してきたような男にむかっ腹が立つ。
話なんかしていられない。
「まぁいいや、ボッコボコにしてレズにチンポの良さ教えたらァ!!」
そうして今度は、拳銃を取りだした。
「タイトルはこうだ!『チンポの良さを知らないレズにチンポぶち込んでみた!!』竿役は勿論オレ!それとshoot!!最後にサウザンさん!!」
撃ってくる。
それを避け、身を低くしてダッシュ。
がむしゃらに撃ちまくるせいでやつは直ぐに弾切れを起こすも、それを直ぐに投げ捨て
「oh!弾切れ!?しかし俺の対物ライフルは無限大!!」
手を頭の後ろへ回し、腰を突き出す。
すると突き出した彼の股間から、何かが伸びた。
「!」
とっさに避けるあたし。
それはまるで血のように赤い、棘のようなもの。
さらに
「なっ…!?」
伸びたそれは、横に避けたあたし目掛けて枝分かれ≠オた。
伸びゆく棘が頬を掠める。
蹴飛ばして砕くも、既にやつは次の攻撃を始めようとしていた。
「俺はアイアム串刺し公。その上愛ある直滑降ゥ!!」
こ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ