第三千五百六十二話 最後の胴上げ
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第三千五百六十二話 最後の胴上げ
バレーボール日本はイタリアに惜しくも敗れました、ですが悔し涙を拭いてその後で、なのでした。
「監督さんを胴上げですか」
「野球の様ですね」
日本兄妹はその胴上げを見て思いました。
「チームを率いて育ててくれた人に」
「最後の花向けですね」
「敗れましたが」
それでもというのです。
「これまで貢献してくれたので」
「それで、ですね」
「胴上げをしてです」
「感謝の意を示しています」
「あっ、いいね」
対戦相手のイタリアも胴上げを見て言います。
「最後のお別れとしてもね」
「最高ですね」
「俺もそう思うよ」
日本に笑顔で言います。
「いい監督さんだったね」
「まことに」
「これまでお疲れ様でした」
その胴上げを見てお話します、敗れはしましたが最高のエンディングでした。
第三千五百六十二話 完
2024・8・6
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