邪龍復活
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覆う炎を吹き飛ばした。
「はあ、はあ……」
だが、その為にかなりの魔力を消費してしまった。体力も奪われ、ウィザードは膝を折る。
ファントムの魔力と合わさり、確かにウィザードは強化された。だが、聖杯戦争を呼び寄せる地脈でもあるヤマタノオロチには、まだ届かない。
「もう君は、終わりだよ」
グレムリンの指示で、蛇たちが迫る。
回避するにはもう間に合わない。
ウィザードは、他の二人と同じく、蛇に縛り上げられてしまった。
「ぐあ……っ!」
「さあ、ハルト君……僕と似たような存在の君を失うのは惜しいけど……でも、君からウィザードのベルトをもらうのもいいかもね」
「ふざけるな……!」
ウィザードは抵抗するが、ヤマタノオロチの拘束は解けない。それどころか、蛇の方がウィザードへ力を込めて拘束してくる。
「聖杯戦争の参加者も大したことないし……これなら、誰も僕の邪魔を出来ないかもしれないね」
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