魔法少女育成計画thread people
【おいおいおい】魔法の世界では常識に囚われてはいけないのですね!【アイツ消えたわ】
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死にたくない死にたくない死にたく死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたく死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたく死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたく死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたく死にたくない死にたくない死にたくない死にたく
「別に殺さないよ?」
「…………は、い……?」
今のは聞き違いか。
思考が冷め、感情から元の考えへシフトする。
キークの言った言葉は、本当か嘘か。それを判断する方法はない。キークの表情は先程と変わらず、ただ面白そうに光を見る。
ふと、キークの顔が光の耳元へ近づく。
少女からふわりと石鹸の香りが漂い、こそばゆいと感じるほどに近い。キークが普通の魔法少女だったのなら、少しは光も恥ずかしがったかもしれない。
しかし相手はキークであり、そしてキークの言葉が紡がれたと同時に、それはやはり相手はキークだと思わせるものだった。
「――代わりに、子供たちと一緒に再試験ね? あぁ、お前の場合は今回が初試験か」
視界が再び暗闇になる。持ち上げられていた目蓋がキークが手を離したことによって下がったのだ。
キークの言葉が光の脳内で反芻する。その言葉を理解するのに、数秒かかったような気がした。
「いやぁ。驚いたよ。お前の頭の中を見せてもらったけど、まさか異世界人とはね。しかも、私の事まで知ってるなんて、いったいどういう事なんだろうね? お前の記憶はまだ全部は読んでないけど、もうそろそろでゲームも始まるし、続きは後でゆっくりと見させてもらうよ。だけど、頭ん中覗いてるときにいきなり回線を切断するんだもん。ビックリしちゃった。でも不幸中の幸い……だったかな? お前の意識だけは引っ張れただけでも良しとするか。あ、ゆくゆくはあそこにいた奴らも再試験するから、心配はしなくて――」
聞きたくもないキークの声が聞こえる。だけど、光の思考には一切入ってこない。
再試験をする、その言葉だけが光の思考を支配していた。
――この糞やろうが……
何も出来ない光に出来るのは、頭の中でキークとこの世界に対して悪態をつくことだけだった。
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