第八十七部第一章 シャイターンの復活その三十一
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「頑張ってもらおう」
「今はオムダーマン軍の進軍を観ています」
「その有様を」
「そうして働いてくれています」
「それならですね」
「しかと観てもらってだ」
そしてというのだ。
「研究をしてもらいな」
「報告もですね」
「そちらもあげてもらいますね」
「しっかりと」
「そうした環境を作ろう」
艦としてというのだ。
「是非な」
「左様ですね」
「では我々はそうしていきましょう」
「そしてオムダーマン軍を観ていきましょう」
「このまま」
「そうしていこう、各国の艦もあるが」
連合各国である、連合の主な国々もそれぞれ観戦武官を派遣してそうして観戦を行っているのである。
「その彼等とはな」
「はい、時折ですね」
「交流を行いましょう」
「連合の者同士で」
「連絡し合い」
「そうしていきましょう」
「確かに中央政府と各国政府の間には何かとある」
その関係は間違っても良好とは言えない。
「しかしな」
「交流はしていくべきですね」
「同じ連合同士ですし」
「そうしていきましょう」
「機会を見て」
「それぞれの国の出身の者もいますし」
「この艦にも」
士官達もこう話した。
「ではまた」
「頃合いを見て」
「そうしたこともしていきましょう」
「是非」
「ではな」
館長も頷いた、そうして彼は自分の食事を楽しみもした。兵士と同じそれを心から美味いと思った。
食堂での食事は続くが厨房の中では。
調理を終えてだった、給養班長にある二等曹長の者が言っていた。
「じゃあ後はな」
「はい、掃除ですね」
「この厨房の」
「そうしますね」
「そしてだ」
掃除を終えてというのだ。
「後は休むぞ」
「わかりました」
「じゃあすぐに終わらせましょう」
「掃除もして」
「それで、ですね」
「ああ、全員でやるぞ」
給養のマークの者即ち調理の者全員でというのだ。
「いいな」
「いつも通りですね」
「そうして一気に終わらせますね」
「そうしますね」
「そうだ、全員でやったらな」
それならというのだ。
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