第17話:遅参勇者と焦る魔女B
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まう上級魔法を快く思っていない事もあってか、魔法への信頼はほとんど残っていなかった。
それに、全員が物理攻撃をメインに扱うパーティーとなってしまった事で、相手の属性に合わせて戦うと言う器用な戦術が不可能となった。
このあと炎や氷などの属性が宿った物理攻撃を身に着ければ話は別だが、元より推奨レベルを本来より高めに設定してその結果攻撃力が高めになってしまった事もあり、質より量を重視する様になった彼らにはその考えは無かった。しかも、武器選びも付加価値より攻撃力を重視する単純思考と化してしまった。
また、勇者パーティー唯一の名声欲しさの虚栄心であるマシカルが抜けた事で、寧ろマシカルというブレーキ役から解放された反動により、マドノ達の経験値稼ぎを目的とした雑魚狩りは暴走の域に達してしまっていた。
このパーティー構成が後の戦いで勇者パーティーの首を締める事となる……
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