第三話『登校後・・・』
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(笑)
そこにーー
「あっ、詩楼!」
振り向くと、俺の幼馴染み兼星鐵学院の三大美女の一人、瀬能ナツルがいた
「お〜、ナツルか。どしたの?」
「と、取り合えずこっちに」
次はナツルに拉致られ、本棚の隅に連れてこられた
「・・・えぇ〜っと、美嶋紅音さんは変身すると、性格、髪の色等が変わって・・・ナツルは、髪が少し長くなり、背中ぐらいまでの長さになる。それと目つきが鋭くなる・・・違うか?」
変身後の変化した所をまとめて分析し説明をしたら、唖然とした表情をしていた
「よ、良く分かりましたね・・・」
「まぁ、観察力はそれなりに・・・って、そんな変な目すんな。 暇なときに人間観察してたら、身に付いた能力なんだよ」
まったく、人を変態扱いするような目で見やがって・・・
「でも、よく分かったよね? はっきり言って紅音ちゃんみたいに、大きな変化がないのに」
「ん? だって結構な間、一緒に居るだろ? 分からない方がおかしいからな」
小学校から一緒だった覚えが・・・確か、俺がその時に引っ越して来て、そっから仲良くなったっけな〜
って、違う! 今はケンプファーの話だ
「フフッ、そうか・・・あたしと詩楼の付き合いも随分長いもんね。それにあたしの事を、見てくれてるって事かな〜///」
あり? 嬉しそうに顔赤くしてモジモジしてるのかしら? 久崎さんはさっぱり分かりませんぞ?
「そして、詩楼さん」
「ん?なんざましょ?」
「その・・・黒って、何ですか?」
黒?黒は黒だし、他に・・・腕輪か?
「黒って・・・コレのこと?」
袖を捲り、黒の腕輪を見せる
「それです・・・黒の腕輪なんて、聞いたことありません・・・」
「ゑ? メッセンジャーから言われなかったか? 黒と白のケンプファーの事」
「黒に白!? そんな事ハラキリトラから一言も聞いてないぞ!」
「私も、セップククロウサギからそれらの事は聞いていません!」
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