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故郷は大空にあり
第二話 ホーネット

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「ふぁあ〜」
朝になり、私はベッドから起き上がった。
正直まだこのあったか〜いお布団に居たいところだけど、
頑張って起き上がる。

時計がふと目に入る。
6時…かぁ…まあいいや
「はぁ…まだ眠いけど、今日も一日頑張るか」

制服を着て、ネクタイをつける。
スカートは短めだとは思う。

カーテンを開け、眩しい日差しを浴びる。
「んぁぁ…」
私は陽の光を浴び、部屋を出て、執務室へと向かった。
お腹すいたなぁ…先に食堂に行こうかな。
私は食堂へと向かった。
________________________

食事も終え、執務室へと向かう。
ただ、今は広いだけの廊下。
恐らく、地域の人たちから寄付してもらった記念品。
きっと、所属する人が増えてきたら、この廊下も
賑やかになる…と思う私。今は二人しかいないようなこの鎮守府でも、
いつかは大事なものになる…と
そう考えていた私は、いつの間にか執務室の前にまで来ていた。

「失礼します」

キィィィ…

「ん…F/A18か」

「はい、本日の予定は何かありますか?」

「予定…か。F/A18、昨日は、1回爆撃機迎撃に上がっだろ?」

「はい、それがなにか…」

「ちょっと戦力が足りないと思ってな。一応戦力拡大する予定なんだが…」

「分かりました。了解です。」

私は、内心喜んだ。
にしても提督は、いつも変わりない笑顔を浮かべている。
何故か不思議だ。

「それで今から海岸に製造に必要なものを集めてこようかと思ったんだけど、
F/A18も、来るかい?」

「当然です!」
_____________________________

「ここの海、綺麗ですね。」

「ああ、綺麗だな。 」

「提督さんは、来たことがあるのですか?」

「まぁ、幼い頃な、旅行で1回来たことがある程度だ、
あと、F/A18の媒体を拾った場所でもあるさ。」

「そうなんですね!」

「そういや、媒体は見つけた?」

「はい、一応」

「そうか。みせてくれないか?」

「ああはい、どうぞ。」

「ん…なんの媒体だろう」

「形的には、SU30SMの媒体だと思われます。」

「そうか。F/A18的にはこれでもいいのか?」

「はい。私はこれでも十分な戦力になると見込んでいますね。」

「それなら良さそうだな。」

「はい、鎮守府へと戻りませんか?」

「ああ、そうだが…」

「?」

「いや…何でもなかったよ」
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