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吸血鬼の真祖と魔王候補の転生者
第12話 宣戦布告
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で全面的に賛成。魅力も器も、嫉妬も独占も、関係や愛についても全て、ね」

「私か・・・ふむ」

私の言葉にさらに顔を赤く染めながら、それでも考え込むエヴァ。

「まぁ、その時になってからだな」

「そうね。それにしても恋人の会話にしては変な会話よね」

「互いにハーレム作ってもいいって会話だからな。まぁ私達は色々と規格外だからな」

「まぁね〜」

「ん〜、やっぱりシルヴィアのハーレムに私も居て、私が他の子に手を出すイメージだな。あとシルヴィアのハーレムに男が居ないと断言できるのはどうなんだ?」

「ん〜、確かにエヴァの立ち位置はそうなるかも。男はね〜まったく興味が沸かないわねぇ」

「まぁ、私も同感だが。私としてはシルヴィアが居ればいいからな。後はシルヴィアの好きにすればいいさ」

そうしてくすりと笑ったエヴァが口づけしてくる。

そのまま私達は抱きしめ合い、じゃれつき軽くキスを繰り返しながら眠りについていった。










「セノア、あなたにこれを渡すわ」

「はい?」

翌朝、片付けをするエヴァとセノアを尻目に、超特急でセノアの装備品を作る。

それが出来ると、セノアを呼ぶ。

「まずはこれね」

差し出したのは、片刃、反り在り、護拳在り、細身のサーベル。私達のレクイエムやクライストと同じくらいの60cm程。

素材はもちろんミスリル製。

次に渡したのは十字架のペンダント。名前は、『神の祝福(ゴッド・ブレス)』これもミスリル製。

自動物理防御魔法(オートプロテス)自動魔法防御魔法(オートシェル)自動体力回復魔法(オートリジェネ)自動魔力回復魔法(オートリフレッシュ)自動加速魔法(オートヘイスト)自動清潔魔法(オートクリーン)自動修復魔法(オートリペア)自動環境快適魔法(オートファイン)自動収納魔法(オートホールド)が付与されている。

永遠の契りを結ぶ指輪(エターナル・リング)から魔力関係の付与を抜いた物。名前はもちろん皮肉よ?

そして最も重大な機能が・・・

「これには半不老の呪いが掛かっているわ」

「!」

私の言葉に驚くセノア。

魔法の存在については、昨日の内に話してある。

実際に見せたことですぐに信じてくれた。

私達の事については、人ならざる者、不老不死ということだけ話して、私の魔王候補や別世界の件は省いた。

「呪いは、十字架に血を垂らす事で契約。契約した人間以外が身に付けても不老の効果は無い。不老の効果は合計で100年」

「・・・」

「十字架を付けている間は不老。外せばただの人間に戻れるお手軽仕様よ」

エヴァの不老を一時解除した時や、
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