暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第二十五話 邪悪な者達その八

[8]前話 [2]次話
「色々とやられやしたが」
「悪い奴かっていうとな」
「そうした意味ではでしたね」
「違ったな」
「そうでした」
「やっぱり悪ってな」
 それはというと。
「ダグデド達みたいな」
「これから戦う連中でやすね」
「そうなるな」
「あっしもそう思いやす、悪とは何か」
 タキガワは自分の考えを話した。
「手前の為に他人を利用し踏みにじる奴でさあ」
「遊びでどうにかしたりな」
「そんな奴ですよ」
「そしてそれがな」
「ダグデド達でやすよ」
「そういうことだな」 
 伊賀崎も確かにと頷いた。
「まさに」
「そうでさあ」
「そう言われると」 
 タスクも考える顔で言った。
「ジニスもだね」
「そうね、あいつもね」 
 セラはタスクのその言葉に頷いた。
「そうした奴だったわね」
「あいつ自身は弱かったけれど」
「小さな生きものの集まりで」
「そうであることを必死に否定して」
「ああしたことをしてね」
「今私達が言う本物の悪だったわね」
「そうだよ」
 タスクはセラに話した。
「今思うと」
「そうだったわね」
「あいつは滅んだ」 
 門藤は今彼が自分達の前に出て来ていないことからこのことを確信して語った、そしてそれはその通りだった。
「だが今思うとな」
「悪だね」
「正真正銘の」
「そう、悪はね」
「他の人を利用して踏みにじる奴か」
「自分の為だけにね」
「命を粗末にしてか」
 こうもだ。門藤は言った。
「騙したりもか」
「する奴だよ」
「そういうことだな」
「正直今のデスガリアンは大して悪くないわね」
 セラは冷静に述べた。
「本当に」
「そうだな」 
 門藤もそう感じていて述べた。
「まだな」
「そう考えると」
「あいつ等を真っ先に倒すべきだな」
「そうなるわ」
「僕もそう思うよ」 
 セラだけでなくタスクもだ、門藤に言った。
「今はデスガリアン達はいいよ」
「戦うにしても二番目よ」
「まずはダグデド達を倒そう」
「今お話している通りにね」
「若しドクターマンが今の連中のところに行ってもだ」
 スティンガーは冷静な顔で述べた。
「脳だけ取り出したりなぞだ」
「しないね」
「考えられない」
 こうタスクに答えた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ